【秘密のケンミンSHOW極】宮津カレー焼きそば(京都府)2024/11/7放送

京都府宮津市の特産グルメ「カレー焼きそば」は地元で広く親しまれ、多くの店で提供されています。宮津市は、日本海に面し、観光名所として有名な天橋立を有する町で、人口約16,000人に対し、16軒もの飲食店でこのカレー焼きそばがメニューに登場しているほどの人気(番組調べ)です。

カレー焼きそばには、焼きそばの具材であるキャベツや豚肉が使われ、そこにカレー料理の定番である玉ねぎが加わります。特徴的なのは、麺にかけられるつゆで、スープカレーのようにさらっとした液状のカレーソースがたっぷりと使用される点です。

このカレー焼きそばには、カレーつゆの量によって「ウェット」や「ドライ」という分類があります。たっぷりのつゆがかかっている「ウェット」、つゆのない「ドライ」、さらに「微ウェット」「微ドライ」といった中間のバリエーションもあります。

例えば「カレー焼きそば(つゆだく)950円」というメニューもあり、つゆだくのカレー焼きそばは、豊かな風味が味わえると評判です。

店舗情報

豚珍館


所在地:京都府宮津市
紹介媒体:食べログ
豚珍館では、ウェットタイプの「スパイシーカレー焼きそば」(950円)が人気を博しています。中華鍋で具材を炒め、鶏ガラスープとカレー粉を合わせてあんかけのような仕上がりにするこの一品は、香ばしいカレーの風味が際立ちます。通常、焼きそば麺は油でコーティングされた蒸し麺が使われることが多いですが、豚珍館ではあえて生麺を使用しており、茹でた際に生まれるとろみがカレーに絶妙に絡みます。食後には、残ったカレーつゆに白ごはんを入れて食べるのが地元での通な楽しみ方です。

絵梨奈


所在地:京都府宮津市
紹介媒体:食べログ
絵梨奈では、お客さんの好みに応じて「ウェット」と「ドライ」のカレー焼きそばを選ぶことができます。

酒房たむら


所在地:京都府宮津市
紹介媒体:食べログ
酒房たむらは、しっかりと強火で炒めた汁気のないドライタイプのカレー焼きそばを提供しており、香ばしさが際立つ一品です。

糸仲


所在地:京都府宮津市
紹介媒体:食べログ
糸仲では、ほんの少しつゆがかかる「微ウェット」タイプのカレー焼きそばが楽しめます。

HAMAKAZE Cafe


所在地:京都府宮津市
紹介媒体:ホームページ
HAMAKAZE Cafeでは、海の幸をたっぷりと取り入れた「シーフードカレー焼きそば」(1280円)というユニークなメニューも提供されており、新鮮なシーフードとカレーの相性が絶妙です。

通信販売でも購入可能

通信販売でインスタントの宮津カレー焼きそばが購入可能です。



焼きそばのような、ラーメンのような…一度食べると忘れられない不思議な味。
京都の日本海沿い、宮津で古くから市民に愛されてきたソウルフード「宮津カレー焼きそば」を是非ご賞味ください。

カレー焼きそばの歴史と発祥

宮津のカレー焼きそばの歴史をさかのぼると、最も古くからこのメニューを提供してきたのは「絵梨奈」の店主によれば、昭和30年代から平成初期にかけて存在した「平和軒」というお店がその源流だとされています。当時、平和軒の人気メニューであった中華そばに、鶏ガラスープをふんだんに使用し、中華麺とともに考案された料理が、現在のカレー焼きそばのルーツであるといわれています。

このように、地元に根づいた歴史と独自のアレンジを重ねながら、宮津市のカレー焼きそばは進化を続けてきました。 

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