北海道を代表するソウルフード「ジンギスカン」
2024年秋のスペシャル番組で紹介されたのは、北海道を象徴する料理、ジンギスカン。東京でも200店舗以上が軒を連ねるほど全国的に人気を博しています。特に、札幌の名店「だるま」が都内に進出したことで、本場の味を楽しむハードルがさらに下がりました。
しかし、北海道民の視点では「道外のジンギスカンは、実は焼肉寄り」との声も。地元では家庭用に味付け肉が主流で、専用の鍋がなくてもホットプレートで手軽に楽しむのが一般的です。
道民ならではのスタイル
北海道の家庭で使われるジンギスカン肉には、ラム(1年未満の羊肉)やマトン(2年以上の羊肉)があり、それぞれモモやロースなどさまざまな部位があります。さらに驚くべきことに、道内では67種類もの味付け肉が販売されており、味付けや使われる肉の部位はメーカーによって異なります。
家庭では、ホットプレートに野菜を軽く炒め、その中央に味付け肉を置くのが定番。肉から染み出すタレが野菜にも絡み、独特の風味が楽しめます。これは道民にとって、手軽かつ美味しいジンギスカンの醍醐味です。
道内各地のユニークなジンギスカン文化
十勝地方の「ホルジン」
十勝地方では、豚ホルモンとラム肉を一緒に味わう「ホルジン」というスタイルが主流。ホルジンは、帯広を中心に根付いた豚肉文化と深い関わりがあり、誕生から60年以上の歴史を持つとされています。特徴は味噌味のタレと、銀色の平鍋を使う調理法です。
ホルジンを楽しめるおすすめの店舗:
「有楽町」清水町:ローカル感あふれる雰囲気が魅力。
「たこや」新得町:地元食材を生かした独自の味付け。
「みどり食堂」帯広市:家庭的な雰囲気でリラックスできる一軒。
名寄市の「煮込みジンギスカン」
道北の名寄市では、鍋料理のように煮込むジンギスカンが特徴的。ラム肉だけでなく、もやしやキャベツ、シメジ、薄切りニンジン、厚揚げ、うどんなど多様な具材が使用されます。極寒の地で体を温める工夫が、この煮込みスタイルを生み出しました。
また、余ったジンギスカンを翌日にご飯にのせ、どんぶりとして楽しむのも名寄の家庭ならではの味わい方です。
ジンギスカンの全国通販も充実!
ジンギスカンは、今や全国どこからでも取り寄せ可能です。本場北海道の味を自宅で楽しめる商品が多数展開されています。
人気の通販商品:
肉の山本 千歳ラム工房
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気になる方は、それぞれのオンラインショップでチェックしてみてはいかがでしょうか。
北海道ジンギスカンの奥深さ
道外では焼肉スタイルが主流になりがちなジンギスカンですが、地元の人々は家庭の味や地域独自の食文化を大切にしています。ホットプレートで味付け肉を楽しむスタイルや、煮込みジンギスカン、さらにはホルモンと組み合わせたホルジンなど、地域ごとの個性が光ります。
ぜひ次回、北海道を訪れる際には、現地ならではのスタイルでジンギスカンを堪能してみてください!
公式リンク:
※記事内の価格や情報は2024/11/23時点のものです。変更される場合がありますので、ご注意ください。